サイフォン
19世紀ヨーロッパで発明された、コーヒーを淹れる道具。日本へは大正時代に入ってきた。
気圧の差を利用した仕組みを持つ。下のフラスコで水を温め、その蒸気圧で加圧され、上部で気体が冷却される。そこで気圧は下がり液体に戻り、内部にあるコーヒー豆に落ちる。アルコールランプを用いるため、理科の実験を彷彿させるようなところがある。しかしドリップに比べ手間が掛かるため、ドリップより使用しているところは少ない。
手間が掛かる分、その1杯はきっと旨味が凝縮されているのだろう。
砂糖
コーヒーや紅茶に入れる甘味料として使われることが多いグラニュー糖は世界で最も使用量の多い砂糖であり、海外では「砂糖」といった場合はグラニュー糖のことを指すそうだ。
しかし日本では「砂糖」といえば上白糖を意味し、使用量も多い。グラニュー糖は上白糖より粒子が大きく、純度も高く、上品でクセのない甘さが特徴である。また、上白糖に比べ非常に溶けやすい。これらがコーヒーなどの甘味料として使われる理由である。
糖類の中では、最も高カロリーである。100gあたり387kcal。
サンドイッチ
サンドウィッチとも表現する。現地ではどちらも通用しない(らしい)。サンドイッチ伯爵がトランプゲームの際に作らせたものが原始とされる。第4代サンドイッチ伯ジョン・モンタギューというのが正式な名称であり、本来は海軍大臣を務めたりと相当多忙な人物であったとされる。また、パン状のものに具をはさむ食べ物は古来から多数あり、サンドイッチ自体の発案者も他にいるなど、諸説紛々である。どちらにしろ軽食でお茶を濁すくらい多忙であったのが、どうやらこのサンドイッチ伯であったようだ。
現代では子どものお弁当から立派な食事にいたるまで、多くのサンド形態の食べ物が存在する。誰が考えたとかの歴史も大事だが、空腹を気軽に満たしてくれるこの食べ物に乾杯。
純喫茶
明治から大正にかけてできたカフェーは当初は知識人などの交流の場であった。その後大正から昭和にかけて少しずつ大衆化していき、女給による接客をする店が増えていった。夜にはアルコールを出したりという現在のバーやクラブといった趣だったのは、ドラマなどでご存知の方も多いだろう。少しずつこういったお店が増えていったが、これらもそのまま「カフェー」「喫茶店」と呼ばれるにつれ、一般的な喫茶店との区分が難しいということで「純喫茶」と呼ぶようになった。今でも看板に純喫茶の名が残る店が見られるときもある。
ジャズ喫茶
1950年代から60年代、ジャズのレコード音源をかけ、客はそれを鑑賞するという喫茶店の形式があった。当時、輸入版のレコードは高価だった為、コーヒー一杯で本場のジャズの音源が聞ける場所としてジャズファンやミュージシャンの溜まり場になっていた。1970年代に下火になったものの、現在も営業しているジャズ喫茶の名店は全国に散らばっている。