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        <title>信長さん、喫茶店行こまい</title>
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        <description></description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2012</copyright>
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            <title>「カンダの店名を聞いて、どんな文字を想像しますか？（愛知県豊田市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>ひらがなと漢字とカタカナ。<br />
3種類のタイポグラフィを使って表現する民族というのは世界中で日本しかないと思う。<br />
僕の知る限り。</p>

<p>日本語を学習する外国人に言わせるとこの3種類の使い分けはかなり難しいらしい。<br />
以前、お目にかかった外国人はカタカナに惚れ込んで日本語を学び始めたと言った。<br />
「カタカナを見た時に様々な妄想ができる喜びを味わえたら楽しいよ。<br />
カタカナの文字から、漢字を想像するのが好きなんだよ」<br />
英語もできない僕が偉そうにアドバイスしたことを覚えている。</p>

<p>豊田市の街を歩いていると、<br />
「カンダ」<br />
と書かれた昭和の香りのする喫茶店を見かけた。</p>

<p>「神田」、「菅田」、「館田」、「貫田」、「噛んだ」、「勘だ」、「缶だ！」...<br />
カタカナから様々な漢字とひらがなが浮かぶ。<br />
「東京の神田からやってきた一人の男」<br />
「貫田さんという珍しい文字の苗字のマスター」<br />
「直感で脱サラして始めた店」<br />
漢字にしてから様々な妄想を楽しむ。</p>

<p>店内は古い建物ではあるが、手入れの行き届いたきれいな店である。<br />
「いらっしゃいませ～」<br />
おしぼりを持ってきた初老の女性のきびきびした動きと店内の状況が重なる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0009to.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0009to.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>トーストがついているだけのシンプルなスタイルのモーニングに、<br />
マーガリン、いちご、ブルーベリーの入った豪華な器が置かれる。<br />
「ごゆっくりどうぞ～」<br />
伝票が裏向きに置かれた。<br />
伝票にはパンダがコーヒーを飲むイラストが描かれている。</p>

<p>「あっ！」<br />
思わず、僕は声をあげ、声をあげた自分に気がつき、口を押さえる。<br />
しかし、幸いにもその声に女性は気づかないで行ってしまった。</p>

<p>「カンダ」は「パンダ」から来ていたのか。<br />
となると「カ」はどこから来たのか。<br />
「コーヒー」を英語読みすれば「カフィー」。<br />
その「カ」を取り、パンダと合わせて「カンダ」。</p>

<p>僕はすぐにスマートフォンで写真を撮り、ツィッターにつぶやいた。<br />
すぐに反応がある。<br />
「パンダに似た神田さんがマスターなんじゃないんですか？」<br />
コーヒーを飲むパンダに気を取られ、神田さんの可能性を忘れてかけていた。</p>

<p>常連と今年の農作物の出来のいい野菜、不出来の野菜について話していた店主らしき男性を何気なく観察する。<br />
体型はパンダに似てなくもないが、顔はパンダに似ていない。<br />
どこか仲本工事に似ている。<br />
いや、待てよ。</p>

<p>スマートフォンを開き、仲本工事の顔写真を眺める。<br />
パンダに似ていないこともない。<br />
となると店主がパンダに似ていることが店名の「カンダ」に影響があるのだろうか...とここまで推察しながら、結局、店名の由来を聞かなかった。<br />
今度、また豊田市に訪れた時に聞いてみようと思う...ってただ単に聞き忘れただけなんですけどね。<br />
</p>]]></description>
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            <pubDate>Sat, 19 May 2012 12:19:57 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「卵の上のナポリタン」</title>
            <description><![CDATA[<p>海の上のピアニストというイタリア映画がある。<br />
豪華客船の中で生まれ、生涯、船から降りることのなかったピアニストの物語。<br />
今回の話とは全く関係ない。<br />
ただ単に今回のタイトルを書きながら、そう思っただけ。<br />
今回は名古屋メシのひとつと言われる鉄板ナポリタンの話である。</p>

<p>ナポリタンというのは日本で作られた独自の料理であることはご存知の方も多いのではなかろうか。<br />
イタリアにはナポリタンという名前の料理はない。<br />
イタリアのナポリあたりで、「ナポリタンをくれ」とパスタを食べるふりをすれば、トマトソースとチーズをふんだんに使ったパスタは出てくるかもしれないが、僕らがイメージするパスタにトマトソースをからめたナポリタンはまず出てこないだろう。</p>

<p>戦後、マッカーサーはじめ米軍が利用していた横浜のホテルニューグラウンド。<br />
子供の頃から馴染みのあるナポリタンは、このホテルの日本人総料理長が開発したと言われている。<br />
当時は、7割程度に茹でたパスタを冷蔵庫で一晩寝かせ、うどんのような食感になるパスタを使用していたらしい。<br />
おそらくそれが給食で食べていた不思議な食感のソフト麺と呼ばれた麺料理になっていくのではなかろうかと僕は考えている。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_1446.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/IMG_1446.JPG" width="240" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>さて、名古屋では、そのナポリタンを皿の上ではなく、熱々のステーキ皿の上に載せる。<br />
そうすることでずっと冷めないまま最後まで食べることができるからだ。<br />
しかもその鉄板の上にナポリタンを載せた後、卵を周囲からかけ、ナポリタンの下にもぐりこませる。<br />
するとまるで卵を敷いたかのような鉄板ナポリタンが出来上がる。<br />
これは名古屋市内の喫茶店で始まったと言われている。</p>

<p>名古屋駅で様々な名古屋メシを味わうことができるが、<br />
現在、僕は東海以外の方から名古屋駅で新幹線まで時間が開いたんだけど、おススメを聞かれ、いくつか候補をあげる中に、喫茶「リッチ」を挙げる。<br />
昭和46年創業の昭和の香りが残った喫茶店が、名古屋駅の地下街「エスカ」の中にある。</p>

<p>中に入ると左側のレジのところにママらしき方が、ど～んと座っている。<br />
まるで銭湯の番台に座るおかみさんのように。<br />
東南アジアやインドなどに行くと、こういったタイプの飲食店を見かけることがあるが、現代の日本では効率的に人を動かさなくてはならないので、なかなか見かけない光景である。</p>

<p>この店のメニューには、おぐらトーストはもちろんのこと、名古屋メシのパスタにもう一つ「あんかけパスタ」もある。<br />
そして、先程から書いている鉄板ナポリタンもこの店の代表格メニュー。<br />
パスタの上に載っている赤いソーセージやグリンピースなども昭和感を漂わせる。<br />
「卵の上のナポリタンをもう一度、食べたいなぁ...」<br />
この店で昭和感を味わいながら名古屋メシを食らった時間が、意外に一番、名古屋の想い出に残っているとおっしゃった人が鉄板ナポリタンをそう呼んだのだ。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0843.html</link>
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            <pubDate>Wed, 16 May 2012 10:21:02 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「名古屋駅構内の人気店の本店で竹生島について語る？（滋賀県近江八幡市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>名古屋駅構内で、いつも並んでいる場所がある。<br />
一つはアメリカ、ニューオリンズで生まれたクリスピードーナツ。<br />
これは東京の新宿にできた時もすごかった。<br />
オープンしてからしばらくは、いつ行っても並んでいた。<br />
その並び方が半端じゃなかった。<br />
「たかがドーナツに...」<br />
なんて言いながら、僕も並んだ。<br />
美味しかった。</p>

<p>そして、もう一つ並んでいる場所がある。<br />
滋賀県近江八幡市で生まれたクラブハリエのバームクーヘン。<br />
ガラス越しに職人が焼き重ねていく層に新たなに生地を塗る様子がガラス越しで見られ、食べ物のＣＭの撮影現場でも見ているかのような気持ちにさせる。</p>

<p>母と姉と琵琶湖に浮かぶ竹生島に行くことになり、<br />
だったら近江八幡まで足を延ばし、<br />
クラブハリエの喫茶店に行こうということになった。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0215.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0215.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>ついでに竹生島についても書き留めておく。<br />
神の斎く（いつく）住居（すまい）と呼ばれた島である。<br />
それがなぜ竹生島になったのか。<br />
「いつくすまい」→「つくすまい」→「ちくぶじま」→「竹生島」と長浜観光案内にはそう書かれている。</p>

<p>そして、このブログのタイトルを思いだしたかのように戦国時代について触れる。<br />
昨年の大河ドラマ「江」でも、江と織田信長がこの島を訪れたシーンがあった。<br />
江の父、浅井長政が竹生島を神の島として信仰していたからである。</p>

<p>そして、信長が亡くなる前年の1582年にもやはり竹生島に参拝したそうだ。<br />
安土城から馬に乗って出発した信長一行は、秀吉の長浜城に立ち寄った後、船に乗り換えて竹生島へ渡ったとされている。<br />
その距離往復30里（約120キロ）<br />
その日はきっと信長は長浜に泊まるだろうと安土城に残った女房衆はそれぞれ自由に過ごしていた。</p>

<p>しかし、女房衆の予想に反し、信長はその日のうちに安土城に戻ってきてしまった。<br />
それはそれは大騒ぎ。<br />
怠け者と称して縛りあげられてしまったそうだ。<br />
ちょうど桑実寺に薬師参りに出掛けていた女房衆もいた。<br />
そこで寺の住職に助けを求める。<br />
長老が信長に頼むものの信長は長老共々処刑してしまったそうだ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0212.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0212.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>竹生島には信長だけではなく、豊臣家も関わりがある。<br />
ここにある国宝の唐門は大阪城から京都東山の豊国廟に移され、<br />
その豊国廟からこの竹生島に秀吉の息子秀頼の命により移された。<br />
実は5，6年前までは、豊国廟から竹生島に来たことしかわかっていなかった。<br />
それがオーストリアにあるエッゲンベルグ城に「大阪城図屏風」が見つかり、それを検証している中で、この唐門が元々は大阪城の遺構であることがわかったのだ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_1315.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/IMG_1315.JPG" width="320" height="240" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>なぁんて話をクラブハリエの喫茶ルームで焼き立てバームクーヘンをいただきながら知るわけで。<br />
不思議なことがバームクーヘンのように何重にも折り重なっている逸話を持つ竹生島に行った今年は何かいいことがあるかも...と信じたい。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0842.html</link>
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            <pubDate>Sat, 12 May 2012 14:18:16 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「銀座でコーヒーを飲むということ（東京都中央区）」</title>
            <description><![CDATA[<p>1612年というと宮本武蔵が佐々木小次郎と巌流島で決闘した年。<br />
その年、銀貨鋳造所や銀地金を売買した銀座役所が駿府（今の静岡）から現在の東京都中央区銀座1丁目から4丁目あたりに移ってきて、新両替町と命名された。<br />
そして銀座役所を中心に幕府の御用聞きの職人町として町が栄え始める。<br />
銀座役所は1800年に日本橋蛎殻町に移転するが、元の新両替町のあたりを銀座と呼ぶようになった。</p>

<p>そんな銀座の歴史を聞きながら喫茶店に立ち寄る。<br />
銀座にはカフェではなく、木目調の落ち着いた喫茶店が似合う気がする。<br />
近年、全席禁煙のカフェが増えつつある中、この店では、ベランダに喫煙スペースが設けられている。</p>

<p>以前、このブログで書いたのだが、僕自身も既に忘れそうなので、もう一度、喫茶店とカフェの違いをおさらいしておく。<br />
あくまで一般的にはアルコールを扱うか扱わないかの違いで区分けされている。<br />
喫茶店はアルコールを扱わず、コーヒー・紅茶を中心としたソフトドリンクと軽食を提供する店のことをいう。<br />
軽食とは何かということになるが、パスタ（日本独特のナポリタンなど）やカレーライス、オムライスの他にケーキやパンといった洋菓子も含まれてくる。<br />
それに対し、カフェは喫茶店のメニュー（ナポリタンはなかなかない）にアルコールのメニューが加わっている。<br />
そのため喫茶店は昼間だけ営業していることが多いが、カフェは深夜までやっている店もある。<br />
ただ、先程、書いたように、あくまで一般的であり、<br />
現在、東海地区の喫茶店では、アルコールが置いてあるところも多く、夜は飲み屋に変わってしまう喫茶店もある。<br />
そして最近では昼間だけの営業ではなく、深夜まで営業しているチェーン店の喫茶店も見かける。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IMG_1267.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/IMG_1267.JPG" width="320" height="240" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>冷水抽出のアイスモカが運ばれてきた。<br />
銀座らしく高級感漂う器が美しい。<br />
さすが1杯950円。<br />
約2年半、このブログの中で紹介してきた喫茶店のアイスコーヒーの値段としては最高額だと思う。<br />
ちなみに毎年、商業地として日本で一番地価の高い場所が銀座4丁目交差点のあたり。</p>

<p>それにしても銀座という名前は、いたるところでよく耳にするが、いったい全国にどれくらいあるのだろうか。<br />
東京23区内だけでも根津銀座に谷中銀座、戸越銀座、目黒銀座、荻窪銀座、大塚銀座、荒川銀座...とあげていけばキリがない。<br />
東海地区でも愛知県には岡崎銀座や刈谷銀座、岐阜県には恵那銀座や多治見銀座、三重には桑名銀座や伊勢銀座...とこれまたキリがない。<br />
銀座というと華やかなイメージがあるから、ついついつけてしまうのだろう。<br />
しかし、どこか銀座という言葉にレトロ感を覚えるのは僕だけでしょうか。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0841.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0841.html</guid>
            <pubDate>Wed, 09 May 2012 11:19:38 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「芭蕉の句を味わいながらサンポする（三重県伊賀市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>「木本に汁も膾（なます）も桜かな」<br />
桜の木の下で花見をしていると、そよ風に花弁が散る。<br />
いつしか自分の周囲は花弁だらけになる。<br />
そして汁ものにも生肉の膾にも花が載っている。<br />
松尾芭蕉が、伊賀の花見で連句の発句として詠んだものらしい。<br />
連句とは、五七五の句の後に七七の句をつけ、それを交互につけていき、<br />
三十六句（歌仙）、五重句（五十韻）まで続ける。<br />
室町時代から江戸時代にかけて俳諧の主流だったそうだ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0105iga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0105iga.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>蓑虫庵の縁側に座って庭を眺めていた。<br />
こういった場所に来ると岐阜の自宅の庭も手入れしたいなぁとは思う。<br />
思うだけで、なかなか実行に移せないんだけど。</p>

<p>蓑虫庵は芭蕉の門弟であった服部土芳の住居で、<br />
土芳を中心に伊賀の芭蕉の門人たちが俳句の席を設けた場所でもある。<br />
芭蕉も生まれ故郷である伊賀の街へ帰省する折には度々ここを訪れた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0103iga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0103iga.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>「蓑虫の音を聞きに来よ草の庵」<br />
蓑虫の音を聞きに私の草庵にいらっしゃいませんかと詠んだ句である。<br />
その句にちなんで、この庵を蓑虫庵と呼ぶようになった。<br />
この蓑虫庵は、芭蕉五庵の中で唯一現存するものらしい。</p>

<p>芭蕉の句を味わいながら縁側で座って、時間を忘れてふけるのもいいが、<br />
歩きながら芭蕉の句が味わえる場所もある。<br />
それが広小路駅近くの大和街道沿い。<br />
伊賀から奈良に抜ける街道で、<br />
ここに建ち並ぶ建物の軒下に芭蕉の句が書かれた短冊が垂れ下がっている。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0126iga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0126iga.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>それをぱらぱらと眺めながら歩いていると気になるイタリア料理店があった。<br />
明治時代末期頃に建てられた家屋を改造した店。<br />
間口は狭く感じられるので、一見、入り辛く感じるかもしれないが、入ってみると奥行きの広さに驚かされる。<br />
こじんまりではあるが中庭まであり、別棟には個室まである。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0134iga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0134iga.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>メジロカルパッチョ、スナップエンドウのカレー風味、イタリアのオムレツ、シメジのマリネなどの前菜から始まり、<br />
モッツアレラのチーズを詰めたじゃがいものニョッキ、<br />
そこへローズマリーを練りこんだパンを添える。<br />
最後にリンゴのタルトとアイスコーヒー。<br />
1500円代のランチは喫茶店からすると高く、このあたりの物価からしてもお高めだが、雰囲気と料理から考えると納得。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0125iga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0125iga.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>さて再び外に出て、再び軒下の句を詠む。<br />
「風吹けば尾ほそうなるや犬桜」<br />
犬桜は桜の一種でありながら貧相な花をつけるのでこの名がついた。<br />
この句も、その桜を揶揄したもの。<br />
イヌザクラというだけあって、風が吹いて枝の先があおられる姿は尻尾を細めて逃げ出す犬のようだというのである。<br />
しかし、本日の伊賀のサンポは、風一つ吹いていない。<br />
穏やかな春の陽気を存分に浴びながら、もう少し歩いてみようと思う。<br />
芭蕉の句も味わいつつ。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0840.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0840.html</guid>
            <pubDate>Wed, 02 May 2012 14:47:57 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「シネコンカフェの可能性（東京都新宿区）」</title>
            <description><![CDATA[<p>　ここ数年、滞っているが、ライフワークの一つで世界の映画館を撮り続けている。<br />
世界中にシネコンの波が押し寄せ、<br />
その街の景色に馴染んだ特徴のある映画館がなくなる前に治めておきたいなぁと思っている。<br />
もちろん全てを網羅するなんてことは無理なので、<br />
ご縁があって訪れた街で映画館に出会えば写真に収め、どんな言語の映画であろうが観ることにしている。</p>

<p>だからといって僕は決してシネコンを否定しているわけではない。<br />
これも歴史の流れのひとつだし、逆に土地を有効活用していく上で、シネコンは果てしない可能性を含んでいる。<br />
今まで2本しか上映できなかった場所で、10本以上の映画を上映できるようになる。<br />
地方では大作しか楽しめなかったのが、低予算の質のいい映画を映画館で楽しむことができるようになり視聴者にとっては嬉しいことである。<br />
それは製作者側にとってもありがたいことなのだろう。</p>

<p>ただ一つだけ残念な事がある。<br />
シネコンの喫茶文化、「シネコン」とカタカナなのでカフェ文化とでもしておこうか。<br />
ポップコーンとコカコーラといったアメリカ万歳的な売店があるだけで、<br />
映画文化が楽しめるようなカフェスペースを見かけないのである。<br />
もちろんシネコンに映画を観に来ているのだから、カフェなど必要ないと思う方がいて不思議ではないし、<br />
そもそも効率を考えた上でのシネコンなのだから、カフェのような利益効率が決してよくない（らしい）スペースは極力排除するのは経営者としては当たり前なのだろう。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="R0020693.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/R0020693.JPG" width="320" height="240" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>そんな中で大好きなシネコンカフェ（シネコン内のカフェなので、そう呼ばせていただく）が新宿三丁目のシネコン「新宿バルト９」内にある。<br />
新宿バルト９は、9階以上の上層階が映画館スペースになっており、９つのスクリーンが入っている。<br />
9階部分が吹き抜けのロビーになり、10階部分のステージで上映初日の舞台挨拶や様々なゲストの会見場としても使用される。<br />
そして、その舞台の対面にカフェはある。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="R0020691.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/R0020691.JPG" width="240" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>劇場の2階席にいるような感覚で、ロビーを見渡すような場所にカフェはある。<br />
前払いのキャッシュオンスタイル。<br />
バナナチョコラテなるものを購入し、映画の予告編をぼーっと眺める。<br />
これ映画を観るまでの時間としては贅沢である。<br />
さて、これからヴィムベンダース監督「ピナパウッシュ・踊り続けるいのち」を拝見する。</p>

<p>とここまで書いていた原稿を先程、発見した。<br />
既に一ヶ月以上も前に書いた物である。<br />
この映画は人気があったので早めに来て予約したのだが少し早すぎたようだ。<br />
こういった時に、やはりカフェが必要になるのである。<br />
とはいえ、カフェに座り、予告編を何回も観ているうちに飽きてしまい、<br />
この原稿を書いたということは...。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0838.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0838.html</guid>
            <pubDate>Sat, 28 Apr 2012 14:24:41 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「忍者の街でたばこ税の話（三重県伊賀市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>「夜見たら、酔っぱらいだよ」<br />
この写真をツィッター上にアップした後の友人からの返信ツィートである。<br />
伊賀の街には、そんな酔っぱらいのような...いや、いや、これは演出なのだ。<br />
伊賀といえば、ご存知のとおり忍者の街として知られている。<br />
市長が忍者姿で会見に登場して話題になったこともある。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0124-001.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0124-001.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>忍者にもいろいろな流派があるらしいが、よく出てくるのが伊賀流と甲賀流。<br />
織田信長の家臣だった滝川一益は滋賀県の甲賀出身で鉄砲の腕前がよかったことから、仕官したと言われ、<br />
彼自身が甲賀流の忍者だったとも伝えられている。<br />
その真偽は定かではないが、信長の家臣に甲賀出身の人物が多くいたことは事実。</p>

<p>一方、伊賀流。<br />
織田信長は伊賀攻めの際、この伊賀流忍者に苦しめられた。<br />
精鋭が多く、個人の技能が高かったと言われ、<br />
大名の隠密として情報収集のためのスパイ活動を単独任務で請け負うことが多かったようだ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0090-001.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0090-001.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>さすがは忍者の街。<br />
書店にも忍者本が多い。<br />
松尾芭蕉の蓑虫庵を探していたのだが、ついつい忍者に目が留まってしまう。<br />
ついには電信柱に「伊賀流忍者店」の看板。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0091-001.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0091-001.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>立ち寄ってみるか...と右折していた。<br />
しかし、店が見当たらない。<br />
神社に突きあたってしまい参拝を済ませ、再び、銀座通りまで戻ってきた。<br />
「う～ん」。<br />
唸って目に留まったのが昔ながらの洋服屋。<br />
おそらく仕立て屋なんだと思う。<br />
でも、時代と供にそれではやっていけないので、たばこ屋も始めた。<br />
一目で様々な状況がわかる店だ。</p>

<p>なんとコーヒーも出している。<br />
入ってみることにした。<br />
店に入って左側に洋服の生地が並び、仕立て屋の雰囲気が漂い、店の右側に、カウンターが置かれ喫茶コーナーになっている。<br />
カウンターの中で僕のコーヒーをサイフォンで淹れていたおじさまが、途中で手を止め、窓際に行き、ガラス戸を開け、煙草を売る。<br />
喫茶カウンターの窓際がたばこ屋になっている。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0096-001.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0096-001.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>コーヒーをいただいているとおじさまが話し始めた。<br />
「伊賀も忍者、忍者って子供だましのようなもので騒ぎ過ぎなんだよなぁ」<br />
どうやら忍者の街おこしが気に入っていないらしい。<br />
「もっと、松阪牛は元々、伊賀牛だったことをＰＲするとか、<br />
芭蕉で俳句のイベントもってくるとか、<br />
伊賀には他にもいいものがいっぱいあるんだよ」<br />
彼の言うことも一理ある。</p>

<p>そのうち、煙草税の話になった。<br />
「うちなんかも年間で30万円程補助金をいただいていたけど市はカットするって言いやがって。<br />
たばこが値上がりして、本数は減ったけど、税収は増えているんだよ。<br />
伊賀市だけでもたばこ税で年間5億の収入が、6億の収入になっているって聞くよ。<br />
ふざけるなっていいたいよ」<br />
怒りの矛先はＪＲにも向く。<br />
「たばこ税で国鉄時代の借金を返しているらしいんだよなぁ。<br />
だったら駅のホームで煙草吸わせろよ」<br />
煙草の話になったら止まらなくなった。<br />
「あれ？あんた煙草吸わないの？こんな話ばかり聞かせて悪かったねぇ」<br />
いえいえ。楽しかったです。<br />
おかげで伊賀流忍者店のことなどすっかり忘れてしまいました。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0837.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0837.html</guid>
            <pubDate>Wed, 25 Apr 2012 10:44:51 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「版画喫茶で離婚の話（岐阜県高山市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>聞いていなくても聞こえてしまう。<br />
楽しい話ならともかく離婚の話。<br />
かと言っておもむろにiPhoneを取り出して、イヤホンをつけるのも、<br />
「今まであなた方の話を聞いていました」<br />
と言っているようなものである。<br />
そもそも喫茶店で、イヤホンをつける行為自体、僕は好きではない。</p>

<p>せっかく珍しい喫茶店に来ているのに何ともついていない。<br />
高山で観光客の多い上三之町の古い街並みの通り沿いにある版画喫茶。<br />
版画制作が盛んな高山らしい喫茶店なのだ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0040han.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0040han.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>築170年以上経つ店の中には、壁一面の大きな版画が飾られている。<br />
一階でもお茶を楽しむことができるが、<br />
吹き抜けになる二階席でも飲むことができ、<br />
そこからの方が版画はよく見える。<br />
迷わず二階へ上がったのだ。</p>

<p>客は中年の男女二人組。<br />
僕の姿を見ると一旦、話を止めて、ちらっとこちらを見た。<br />
しかし、すぐに顔を戻すと会話を再開した。<br />
決して広くないため、彼らのすぐ近くのテーブルに座るしかない。<br />
吹き抜けの欄干近くに席に座り、ウィンナーコーヒーを注文する。</p>

<p>しばらく吹き抜けから見える獅子舞いの版画を眺めていた。<br />
「離婚しても、慰謝料入ってこなかったら意味ないわよ」<br />
「離婚」と「慰謝料」という強烈な言葉が耳に飛び込んでくる。<br />
一度、耳が話を聞く態勢になれば、今度は聞かないようにすることが難しい。</p>

<p>女性の方がどうやら離婚をして慰謝料がもらえないらしい。<br />
話を聞いている男性は同級生らしい。<br />
ただ二人の中には恋愛感情はない。<br />
いわゆる異性の友達というやつで、しかも女性の元旦那とも仲がいい。<br />
ついつい耳で状況を把握してしまう。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0038-001.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0038-001.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>いかんいかんと思いながら、ウィンナーコーヒーをすする。<br />
いかんいかんと思いながら、再度、版画を鑑賞する。<br />
いかんいかんと思いながら、この日、撮った写真をカメラの液晶画面上で確認する。<br />
しかし、そんな時間はしれている。<br />
集中力が消えれば、すぐに女性の話が飛び込んでくる。</p>

<p>「ちょっとあなたからも言ってくんない？」<br />
「えっ？俺から慰謝料やれなんて言えないよ」<br />
声はどんどん大きくなっていく。<br />
逃げるように出るか......いや、別に悪いことをしているわけではない。<br />
僕も一人のお客さんなのだ。</p>

<p>「あれ？もうこんな時間じゃない。<br />
ここから3時間くらいかかるわよね」<br />
女性が口火を切った。<br />
3時間というのは僕と同じくらいの距離である。<br />
まさか僕と同じ地域じゃないだろうか。<br />
彼女たちの会話の語尾を更に注意深く聞いてみる。<br />
名古屋弁は一つも出てこないので甲信越の方だろうか。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0037-001.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0037-001.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>ともかくこれでゆっくりコーヒーを飲みながら、版画を鑑賞できる......と思ったら、カップのコーヒーは既になくなっていた。<br />
あの日以来、岐阜の街中で彼らに出会わないかびくびくしている。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0834.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0834.html</guid>
            <pubDate>Sat, 21 Apr 2012 16:58:14 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「プリンとプディングの違い（岐阜県高山市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>　プリンとプディングって違うのか。<br />
高山駅近くの喫茶店に入り、メニュー「かぼちゃのプディング」を注文しながら、そう思った。<br />
ウィッキーさんに聞いてみよう。<br />
僕の友人は、ウィキペディアのことをウィッキーさんと呼ぶ。<br />
そして、調べることを聞くと言う。<br />
つまりウィキペディアで調べることを彼はウィッキーさんに聞くと表現するのだ。</p>

<p>そのウィッキーさんによれば、<br />
「プディング（英語：pudding）は、小麦粉、米、ラード、肉、卵、牛乳、バター、果物などの材料を混ぜて、砂糖、塩などの調味料や香辛料で味付けし、煮たり蒸したり焼いたりして固めた料理の総称」<br />
となる。<br />
「pudding の原型は古英語の puduc で、元来は腫れ物を指す語であったとされる。<br />
これが中英語でソーセージの一種を指す poding となり、今日の多様な蒸し料理のジャンルを指す pudding となり、後にゼラチンやコーンスターチで固めるタイプの料理もその形状からプディングと呼ばれるようになった」<br />
と歴史まで表記されている。<br />
ウィッキーさん、なかなかやるなぁ。</p>

<p>よって、プディングには<br />
「ライスプディング、ブレッドアンドバタープディング、ブラックプディング、ヨークシャー・プディング、チョコレートプディングなど、メイン料理からデザートまで、その種類は多岐にわたる」<br />
らしい。<br />
そして、次が大事である。</p>

<p>「日本で一般的にプリンとよばれるカスタードプディングもプディングの一種である」<br />
と。<br />
なるほど。<br />
つまりプリンはプディングの一種なのだ。</p>

<p>もう少しプリンについて調べてみよう。<br />
今度は知恵さんに聞いてみよう。<br />
これはヤフーの知恵袋という質問サイトのこと。<br />
今、僕が勝手につけただけである。</p>

<p>僕と同じように疑問を持った方がいたようだ。<br />
「プリンとプディングは違いってあるのでしょうか？」<br />
の質問があった。<br />
そしてベストアンサーに選ばれた回答。<br />
「プリンとプディングは同じものですよ。<br />
プリンは和製英語になります。<br />
英語のプディングが日本人にはプディンに聞こえ、<br />
それがプリンに変化したようです」。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="R0020684.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/R0020684.JPG" width="320" height="240" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>出てきたかぼちゃのプディングは、イメージしたものと違い、丸い容器には入っておらず、<br />
煙突型でもなく、チーズケーキのように皿に盛られていた。<br />
この店のおススメデザートであることが納得できる程、美味しい。<br />
いやぁ、書いている分にはいいが、<br />
外で<br />
「プディング食べたいなぁ」<br />
と言えない気がする。<br />
なぜだろう。<br />
なんだかカッコつけているような気がしてしまうのだ。<br />
しかも英語ができますよとアピールしているように感じられるかもしれない。<br />
やはり、日本人は「プリン」でいいんだと思う。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0833.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0833.html</guid>
            <pubDate>Wed, 18 Apr 2012 18:20:03 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「世界で認められたパンを待ちながら（岐阜県高山市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>「プロフェッショナル（NHKのドキュメンタリー番組）観た？<br />
高山に世界3位に輝いたパン屋があるんだってね。<br />
今度、東京に来る時に買ってきて～」<br />
友人からメールが届いた。<br />
僕の住む安八も高山も同じ岐阜だが、愛知県の県境、つまり岐阜の中でも南に位置する。よって北の高山まで2時間かかる。<br />
同じ岐阜県だが、そもそも文化さえ違う。<br />
岐阜市も含め、岐阜の南部はどちらかといえば名古屋圏、<br />
高山市はどちらかといえば北陸圏。<br />
どちらかという表現が曖昧だけれど。</p>

<p>朝の高山駅に降り立つ。<br />
結局、僕もそのパン屋に興味があったのでやってきたのである。<br />
3月中旬に入ったにも関わらず、マイナス気温。<br />
道路にはまだ雪が残っている。<br />
年に２度程しか雪が積もらない安八と違い、高山は雪国なのだ。</p>

<p>パン屋は駅から10分程度歩いた場所にある。<br />
既に駐車場で待っている人はいるが、店舗の前で並んでいる様子はない。<br />
これならそんなに並ばなくても大丈夫そうだ。<br />
店の場所だけ確認すると周囲を散歩することにした。<br />
人通りの少ない路面は凍り、民家の松の木からつららが垂れ下がっているのを見て思わず肩をすぼめる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0005taka.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0005taka.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>目に留まったスナックのような雰囲気の喫茶店に立ち寄った。<br />
酒が並ぶカウンターの雰囲気から察すると夜は飲み屋になるのだろう。<br />
中は意外に奥行きがあって広く、<br />
道路に面している窓は小さく感じられたが、奥の庭に面した窓は大きく、店内は予想していたよりも明るい。<br />
壁一面の本棚は漫画本で埋め尽くされ、朝から漫画を読みふける中年男性もいる。<br />
漫画喫茶的な役割も果たしているのだろう。</p>

<p>カウンター席に座ってテレビのワイドショーを見ていた中年女性が立ち上がり、おしぼりと水を持ってきてくれる。<br />
「寒いね～」<br />
と言われ、<br />
「寒いですね～」<br />
と返しながら、高山って方言なかったかなぁと思いつつ、コーヒーを頼む。</p>

<p>そういえば、高山のキャラクター「さるぼぼ」の「ぼぼ」は高山の方言で赤ちゃんを意味する。<br />
と考えると高山にも方言はあるのだろう。</p>

<p>スマートフォンで調べてみると、<br />
うちのあたりでは生意気のことを「ちょうすく」というが、<br />
高山では「べんこくさい」という。<br />
「お前、生意気やなぁ」という喧嘩言葉は、<br />
うちのあたりでは、<br />
「てめぇ、でぇれぇちょうすいとんなぁ」。<br />
高山では、<br />
「わりゃ、べんこくさい奴やのぉ」<br />
となる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0013taka.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0013taka.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>「今年は特に寒いのよ～。<br />
いつも3月の高山はここまで寒くないのよ」<br />
スマートフォンをいじっていると標準語に近い店主が声をかけ、モーニングセットを運んでくる。</p>

<p>「今朝ははじかむなぁ」<br />
そう言いながら、店内に入ってくる初老の男性がいた。<br />
おっ、方言。<br />
「はじかむ」の意味はわからないが、肩をすぼめて入ってくる男性の雰囲気からすると「かじかんでしまう」という意味なのだろう。</p>

<p>高山の方言が出てこないかどうか耳を澄ましているうちに時間が過ぎ去っていく。<br />
あっという間にパン屋の開店時間が過ぎていた。<br />
会計を済ませ、走っていく。<br />
既に30名程の客が店の前に並んでいた。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0832.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0832.html</guid>
            <pubDate>Sat, 14 Apr 2012 11:13:40 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「朝からビールが飲める喫茶店」</title>
            <description><![CDATA[<p>朝からアルコールを飲むというと顔をしかめる方もいらっしゃるだろう。<br />
しかし、これが不思議なことに<br />
「ニューヨークのビジネスマンは朝からオイスター片手に白ワインを飲むらしいよ」<br />
「マドリッドは立ち飲み屋で朝から生ハムをつまみにきゅっと一杯ビールを飲むんだよね」<br />
などと言うと<br />
「いいね～」<br />
と返ってきたりする。<br />
人間というのは、いい意味でいい加減なのである。</p>

<p>名古屋市東区にあるガラス張りの喫茶店。<br />
この店は朝からビールが飲めるらしい。<br />
白壁の客席、シルバーのキッチンとガラス越しからオシャレな空間の雰囲気が漂う。<br />
田舎の喫茶店で見かけるジャージ姿の客が集う店とは違い、少々、入り辛い雰囲気である。</p>

<p>しかし、一旦、中に入ると入口には新聞や雑誌が並べられたラックが置かれている。<br />
その脇には老眼鏡が置かれている。<br />
それを見ると、地元の高齢者に馴染みのある喫茶店なんだなぁと思うようになる。<br />
いつしか先程の入り辛い雰囲気は消え去ってしまう。<br />
印象というのは、いい意味でいい加減なのである。</p>

<p>実際、店内は高齢者でほぼ埋まっていた。<br />
ジャージ姿の方はいなかったけれど。<br />
380円のコーヒーにモーニングとしてホットドック、サンドイッチ、トースト、半トースト＆卵のいずれかがつく。<br />
150円をプラスすれば更に野菜サラダとスクランブルエッグとベーコンをつけてくれる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0003nag.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0003nag.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>オシャレな空間に似合わない初老の女性がエプロンをかけたまま客席を忙しくなく動きまわる。<br />
いや...、エプロンの下にかわいらしい大きめのえりの編み込みセーターを着ている。<br />
下はジーンズ。<br />
足元はベージュのニューバランスの靴...<br />
よく見ると店内にふさわしいオシャレな初老だった。<br />
失礼しました。</p>

<p>メニューの横にビールの写真がど～んと張られている。<br />
この店はピザが名物のカフェらしい。<br />
僕にとってピザはビールがセットのイメージ。<br />
そう考えるとアルコールのメニューも納得できる。<br />
僕も散歩取材がなければ、朝から一杯飲みたいところである。<br />
ただ、このカフェに滞在中、ビールを頼む人は一人もいなかったし、頼んだら、白い目で見られそうな雰囲気があることも確か。</p>

<p>店内にはジャズが流れ、おしゃべりに花を咲かせる老人たちがいる。<br />
素敵な空間にジャズが流れる中でモーニングを楽しみ、時には朝からビールが飲める。<br />
意外に店側は気づいていなかったりするのかもしれないが、豊かな文化を育み、地域に貢献している喫茶店である。<br />
少なくとも僕はそう思う。<br />
文化とはいうのは、知らないうちに形成されている物なのである。<br />
僕の推測はいい加減だけれどね。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0831.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0831.html</guid>
            <pubDate>Wed, 11 Apr 2012 14:55:46 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「乗り継ぎの間に立ち寄った食料雑貨店（三重県亀山市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>関西本線亀山駅到着。<br />
午前8時ちょうど。<br />
次の出発まで30分。<br />
ホームで待つには寒い花冷えの朝である。<br />
一旦、改札で清算を済ませて外に出た。</p>

<p>駅前のロータリーには能褒野（のぼの）神社の鳥居。<br />
ヤマトタケルを祀った神社である。<br />
そういえば、ヤマトタケルの墓もこの街にあると聞いた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0045kame.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0045kame.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>鳥居の脇には昔ながらの食料雑貨屋らしきものがある。<br />
扉を空けると左側が菓子パンやら乾物屋、<br />
右側に厨房のようなスペース、<br />
中では中年女性が食パンをスライスしていた。</p>

<p>右奥には4席ほどのカウンター席があり、ちょっとした喫茶スペースになっている。<br />
カウンターの脇にはファミリーレストランでよく見かける業務用のドリップ式のコーヒーメーカーが設置され、<br />
ちょうどコーヒーがポットに落ちているところだった。<br />
「ホットコーヒーをいただけますか？」<br />
パンを切っている女性に声をかける。<br />
「どうぞ～」<br />
気持ちのいい声が返ってくる。</p>

<p>破れた部分をガムテープで直した回転式の椅子に座る。<br />
カウンターの中は年季の入った壊れたビールサーバーが放置され、<br />
棚の中には、昭和48年から昭和54年前の敷島製パンからの表彰盾が並んでいる。<br />
タイムスリップしたような懐かしい感覚を覚える。<br />
店番をしていたもう一人の初老の女性がカウンターに入り、<br />
コーヒーとゆで卵を出してくれた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0052kame.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0052kame.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>コーヒーとゆで卵で330円。<br />
これにトーストがつくと400円。<br />
更にサラダがつくと550円。<br />
壁に貼られた年季の入ったメニューを眺めた後、厨房を見ながら、サラダつきでもよかったなぁと思う。<br />
チャーハンやカレーライスもあるようだ。</p>

<p>「ここに置いておくよ」<br />
中年男性が僕が座った隣のカウンターに小銭を置き、スポーツ新聞を持っていく。<br />
コンビニやキオスクのような役割も担っているのだ。<br />
少なくとも30年前まではこういった店が普通だった。<br />
コンビニが増え、全てがマニュアル化されていき、どこの街に行っても変わらない品質とサービスを受けられるようになった。<br />
ある意味ありがたい部分もあるんだけれど、無機質になっていく寂しさも感じる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0050kame.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0050kame.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>「おにぎり握ってもらえますか？おかかと梅」<br />
コンビニのあり方を考えていると若い男性の声が聞こえた。<br />
「はぁい」<br />
サンドイッチを作っていた女性が手を休め、すぐにおにぎりを握り始めた。<br />
握り立てのおにぎりを食べることができようだ。<br />
残念ながら、僕は来る時に電車の中でコンビニで買った冷たいおにぎりを食べてしまっていた。<br />
コンビニにはない温もりをもう少し味わいたかったが、あっという間に出発の時間。<br />
お金を払い終えた時、僕が入った時に切っていたパンで作られたサンドイッチができあがり、店に並び始めた。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0830.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0830.html</guid>
            <pubDate>Mon, 09 Apr 2012 10:59:41 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「自分にとって怖い高さは何メートル？」</title>
            <description><![CDATA[<p>世界で一番高いタワー。<br />
現在、アラブ首長国連邦はドバイにあるブルジュ・ハリファで828メートル。<br />
ほんの10年程前まではマレーシアはクアラルンプールにあるペトロナスツインタワーが世界で一番高かった。<br />
451.9メートル。<br />
つまり10年で約二倍の高さになってしまったわけだ。<br />
どれほどの技術が駆使されているのか僕にはわからないが、ものすごい挑戦なのだろう。<br />
そして、これからも人間が存在する限り、挑戦は続くんだろうなぁ。</p>

<p>ブルジュ・ハリファは訪れたことはないが、ペトロナスツインタワーはある。<br />
正直、高過ぎて逆に怖くなかった。<br />
飛行機に乗っているのと変わらない感じである。<br />
この時、僕は思った。<br />
100メートルくらいが一番怖いのではなかろうかと。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0018i.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0018i.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>そういう意味では愛知県一宮市にある138タワーくらいの高さが当てはまる。<br />
他のタワーと比べれば圧倒的に低いが、アーチ式タワーとしては、アメリカのミズーリ州にあるゲートウェイ・アーチの189メートルに次ぐ高さである。<br />
翌日の天気予報をふまえ、ライトアップによって知らせることでも有名である。<br />
ちなみに<br />
快晴は白、<br />
晴れはオレンジ・ピンク、<br />
曇りはグリーン・イエロー、<br />
雨はパープル・ブルー。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0026i.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0026i.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>さて展望室の喫茶室。<br />
138コーヒーなるブレンドコーヒーがある。<br />
配合している豆はわからないが、<br />
１：３：８の割合でブレンドしてあるらしい。<br />
アイスコーヒーも同じブレンドを冷たくしたもの。</p>

<p>席につき、外の景色を眺めながら、秀吉に所縁がある犬山城、信長の小牧城、家康の名古屋城...全ての城が見えるわけではないが地形を見ながら、戦国時代の妄想に頭を膨らませる。</p>

<p>「地図変わったんやね」<br />
初老の男性たちの声が聞こえた。<br />
展望室に貼られた138タワー周辺の地図について話している。<br />
彼らは、このタワーの常連らしい。<br />
年間パスポートなるサービスがあり、2000円で一年間何度でも登ることができる。<br />
近くであれば散歩がてら四季折々楽しむこともできるし、上の喫茶室を自分のお気に入りの喫茶店の一つに加えるのも悪くない。<br />
12月は21時まで営業しているので、日の入りはもちろんのこと夜景や木曽三川公園名物のイルミネーションも空から楽しむことができる。<br />
そう考えるとお手頃で使い勝手のいいタワーである。<br />
周囲はウォーキングやサイクリングロードの道も整備されているのだから。</p>

<p>そう考えると100メートル程度のタワーというのは、いろいろな側面から見て、手頃なのかなぁとも思う。<br />
帰りにもう一度、窓際に行って下を眺めてみた。<br />
細かい物がリアルに見える。<br />
やはり怖かった。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0026ichi.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0026ichi.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>そういえば話題の東京スカイツリー。<br />
こちらは高さ634メートル。<br />
138タワーの約5倍。<br />
自立式鉄塔としては世界1位として昨年11月にギネスブックの認定を受けたそうだ。<br />
なぜ、634メートルにしたのか。<br />
東京周辺の旧国名である武蔵野国（むさしのくに）の語呂合わせ。<br />
ちなみに138タワーは一宮（いちのみや）の語呂合わせです。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0829.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0829.html</guid>
            <pubDate>Wed, 04 Apr 2012 15:31:41 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「イングリッシュパブの喫茶事情」</title>
            <description><![CDATA[<p>イングリッシュパブとアイリッシュパブの違いを聞かれたことがある。<br />
イギリスのパブかアイルランドのパブかの違いじゃないかなぁと答え、怒られた。<br />
「そんなことはわかっているよ。<br />
具体的にどう違うのかを知りたいんだよ」<br />
と。</p>

<p>僕だってアイルランドに行ったことないのだから知らないよ...と言いたかったが、それなら、正直に知らないと言えばよかったのである。<br />
そこで調べてみた。<br />
どちらもビールを出し、<br />
どちらも地域のコミュニティに欠かせない。<br />
日本の居酒屋のように着席するタイプより、<br />
立ち飲みやカウンター席が主流である。<br />
ここまではほとんど変わらない。</p>

<p>イングリッシュパブはイギリスの階級社会が影響している店もある。<br />
労働者階級の飲むスペースと中流階級の飲むスペースとで区切られていて、出入り口も別で、今でも、その名残で、入口が二つ存在する店もある。<br />
それ以上に、世界の景気の悪化とビール税の値上げ、そして、店内喫煙禁止令が影響し、廃業に追い込まれているパブも多いそうだ。</p>

<p>アイリッシュパブは雑貨屋などと兼業している店が多い。<br />
閉鎖的なイギリス人のイングリッシュパブより、人懐っこいアイリッシュパブの方が入りやすいらしい。<br />
それが理由なのかどうかはわからないが、現在、アイリッシュパブは世界的に流行しているらしい。<br />
イングリッシュパブの名前でもいい気はするんだけど。</p>

<p>調べながら金山駅北口のビル内にあるイングリッシュパブで飲んでいるうちに写真を撮るのを忘れてしまった。<br />
実はアイスコーヒーとサンドイッチを頼み、<br />
もちろんビールもいただいた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="R0020638.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/R0020638.JPG" width="240" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>そこで写真用にもう一度、ビールとキャラメルマッキアートを頼む。<br />
「パブってコーヒー飲めるのかなぁ」<br />
と疑問が湧いたので喫茶王国で来てみたわけである。<br />
アイスコーヒーから、こういったキャラメルマッキアートのような甘いコーヒーまで何種類もある。<br />
もちろん日本だからかとも思ったが、イングリッシュパブもアイリッシュパブもソフトドリンクは出すようだ。<br />
コーヒーはあるところとないところがあるが、<br />
少なくともコーラなどのノンアルコールは出す店は多い。<br />
しかもアイリッシュパブなどは先程も書いたように雑貨屋など兼業もしているので、子供たちのたまり場にもなっていることがある。<br />
だから、どんなに小さな村でもアイリッシュパブはあるそうだ。</p>

<p>さて、日本の昼間のイングリッシュパブの様子。<br />
11時開店、11時30分過ぎに入った時の客は僕と友人だけ。<br />
それぞれがカウンターで飲み、<br />
結局、アイスコーヒー、キャラメルマッキアート、ビール3杯、ダラダラ、チビチビ飲みながらおしゃべりを続け5時間もいた。<br />
喫茶として利用する方々の中に昼から飲もうよって感じの中年女性3人組もいた。<br />
外からも店内からも見えにくいトイレに一番近い奥まった席で、<br />
3人とも煙草を吸いながら、楽しそうにビールを飲み、コーヒーを飲んでいた。<br />
これは人目がないようである喫茶店ではなかなか難しい。<br />
そう考えると日本にも、こんな店があってもいい...そう思う午後であった。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0828.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0828.html</guid>
            <pubDate>Sat, 31 Mar 2012 11:06:19 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」に合う喫茶店」</title>
            <description><![CDATA[<p>「カラマーゾフの兄弟」を読み始めた。<br />
ロシアの文豪ドストエフスキーの作品で、「罪と罰」に並ぶ最高傑作である。<br />
とまるで知っているかのように書いているが、実はドストエフスキーは「賭博者」しか読んだことがない。</p>

<p>こんな仕事をしているにも関わらず、僕は読書という習慣が30を過ぎるまでなかった。<br />
よって普通、学生の頃、読んでいると言われる本をほとんど読んでいない。<br />
つまり読筋（どっきん）がついていない。<br />
読筋とは脳につかさどる読む筋力のことである...って僕が勝手にそう読んでいるだけ。</p>

<p>読筋がなくとも平易な文章は、普段、使っているメールや会話、テレビなどで充分、対応できる。<br />
しかし、これが難解とまでいかなくても、少し思想が入ってくるような文章だと読むことができない。<br />
いや読むことはできるが、文字を追うだけですんなり物語が身体の中に染み込んでこないのである。<br />
だいたい読みたいとも思わないのである。<br />
よって30代の間でドストエフスキーを手にとることはなかった。</p>

<p>今年に入り、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」や「罪と罰」、トルストイの「戦争と平和」などロシアの文豪の大作に興味が湧いたのである。<br />
ただ、シチュエーションフェチの僕は、最初にどこで１ページ目を始めるかにこだわりたかった。<br />
僕の記憶力ではたとえ最後まで読み遂げたとしても、物語は忘れてしまうだろう。<br />
しかし、どこで読み始めたかだけは頭に刻んでおきたい。</p>

<p>そこで選んだのが豊橋駅前の小さな商店街の端にある珈琲店だった。<br />
細い階段を２階に上がって行くところから雰囲気がある木目調のクラシックな装いの店構え。<br />
看板には「神戸からきた炭火焙煎の香り高い本格派珈琲」と書かれている。</p>

<p>リチャード・ジノリやマイセン、ナカヤマや大蔵陶園など<br />
国内外問わず有名ブランドの器がずらりと並んだ棚が<br />
見渡せるカウンターと柱をうまく利用した客席の構造になっている。<br />
それぞれの客席で店舗の雰囲気への感じ方が違いそうだ。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0049toyo.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0049toyo.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>僕は古時計が目の前に置かれた客席につき、マンデリンとレアチーズケーキを注文する。<br />
そして、早速、カラマーゾフの兄弟を取り出した。<br />
ここ数年、ドストエフスキーというと亀山郁夫氏の翻訳が知られ、<br />
彼の「カラマーゾフの兄弟」は５巻まであるが、累計で１００万部を突破したらしい。<br />
しかし、今回はチェーホフの研究家としても知られた原卓也氏の翻訳のカラマーゾフの兄弟を拝読したい。</p>

<p>変なところだけＡ型の気質を出す僕は、前の訳から順番に読んでいかないと気がすまない。<br />
だったら戦前の米川正夫氏の訳した「カラマーゾフの兄弟」から読めばいいのだろうが、そこまでの読筋は僕には、まだまだついていないような気がする。<br />
さてさて、いつになったら読み終えることができるのだろうか。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0827.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0827.html</guid>
            <pubDate>Sun, 25 Mar 2012 19:22:42 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「さよなら蒲郡プリンスホテル。よろしく蒲郡クラシックホテル」</title>
            <description><![CDATA[<p>繊維会社タキヒヨーの創業者が昭和9年の1934年に創業したホテル。<br />
昭和天皇が宿泊したことがあれば、<br />
川端康成、志賀直哉、三島由紀夫などの文豪も宿泊し、<br />
小津安二郎監督の「彼岸花」のロケ地に使用されるなど、<br />
蒲郡のシンボルとして活躍してきた。</p>

<p>その後、タキヒヨーの業績悪化により、1980年に一旦は廃業するものの、<br />
7年後、プリンスホテルが蒲郡プリンスホテルとして再オープンさせた。<br />
近年ではドラマ「華麗なる一族」のロケで使われ、<br />
2007年には経済産業省の近代化産業遺産に認定。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0054-ga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0054-ga.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>蒲郡駅から歩いて15分程度。<br />
坂道を上がった丘の上にそのホテルはある。<br />
客室は27室しかないこじんまりとしたホテル。<br />
入口のドアを開ける。<br />
「ご用をおうかがいします」<br />
とコンシェルジュの女性が声をかけてくださる。<br />
「上のラウンジを利用したいのですが...」<br />
と答えると、<br />
「お食事でよろしいですか？」<br />
と問われる。</p>

<p>ふと時計を見るとお昼時。<br />
せっかくなので喫茶の予定だったが、食事と喫茶を一緒に味あわせていただくことにする。<br />
すぐに無線でレストランに連絡をした後、<br />
「おひとり様でよろしいですか？<br />
それではご案内させていただきます」。</p>

<p>アールデコ調のホテルの内装に目を奪われながら、正面のエレベーターに通される。<br />
エレベーターの階数はアナログ表示。</p>

<p>2階を降りると右側がダイニングで左側はラウンジバーになり、<br />
ダイニングルームの窓際の席に通される。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0068-ga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0068-ga.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>３つあるテーブルの２つは、カップルと中年女性二人組で埋まり、真ん中のテーブルを案内される。<br />
窓からは三河湾に浮かぶ小島「竹島」が見える絶景。<br />
景色に見とれているとメニューが運ばれてくる。</p>

<p>透明カレーがこのホテルの名物らしく、限定10食しかない。<br />
「まだ、ご用意できます」<br />
とおっしゃってくださったので、それを頼む。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0058-ga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0058-ga.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>サラダの後、海鮮パエリアが目の前に置かれる。<br />
それにカレー風味のつけたスープをかけて食べるというものである。<br />
海鮮パエリアの具の美しさを見せたいという想いからこの料理を思いつき、<br />
スープのベースとなるブイヨンは9時間手間をかけてアクを取ることで透き通ったルーができあがったのだそうだ。<br />
もちろんかけて食べるのだが、スープとしてそれだけで飲んでも美味しい。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0061-ga.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0061-ga.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>食後にシャーベットとコーヒーをいただきながら、<br />
しばし、竹島とその周囲を飛ぶかもめをぼーっと眺める。<br />
時にはこうした豪華な昼食もいいものである。</p>

<p>実は蒲郡プリンスホテルとして、この建物を訪れることは最後である。<br />
昨年の2011年、静岡県浜松市の呉竹荘グループが蒲郡プリンスホテルの買収を発表。<br />
2012年3月30日、つまりまもなくこのホテルは蒲郡クラシックホテルという名前に変更される。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0826.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0826.html</guid>
            <pubDate>Thu, 22 Mar 2012 11:23:16 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「漫画喫茶について考える」</title>
            <description><![CDATA[<p>10年ほど前になるだろうか。<br />
京都の友人の家に宿泊した際、漫画の話になった。<br />
僕は学生の頃は漫画本も漫画雑誌も読んでいたが、社会人になってからは一切読まなくなってしまった。<br />
「20世紀少年も読んでないの？<br />
えーーー！マジで？<br />
人間辞めた方がいいですよ」<br />
そう言われた。</p>

<p>翌朝、僕は沖縄に向かう予定だったが、乗る便を遅らせることにした。<br />
「20世紀少年」が気になって仕方がなかったのである。<br />
いや、正直に言うと「人間辞めた方がいいですよ」という台詞に腹がたったのだ。<br />
だったら読んでやろうじゃないかと。<br />
そして京都の漫画喫茶に入り、その時まで出ている20世紀少年を読破した。<br />
これが僕の漫画喫茶初体験である。<br />
いやぁ、面白かったです。<br />
20世紀少年。</p>

<p>先日、村の新年会の際、一緒のテーブルになった方々と漫画「ワンピース」の話になった。<br />
累計発行部数が2億冊という前代未聞の売れ行きを誇る国民的な漫画らしい。<br />
実は僕は読んだことがない。<br />
「えーーーー！読んだ方がいいですよ」<br />
「感動しますよ」<br />
「よくできた話ですよ」<br />
とみんながそう言った。<br />
「じゃ、読んでみます...」<br />
と答えた。</p>

<p>そして翌週、久しぶりに漫画喫茶に立ち寄った。<br />
人気あるんですね。<br />
若い学生たちの列に加わって並んだ。<br />
待っている間にスマートフォンで漫画喫茶について調べてみた。<br />
漫画喫茶の発祥については明確なことはわかっておらず、<br />
1970年代後半、自然派生的に生まれたとされているようだ。<br />
もう少し調べていくと一応、名古屋市が発祥という説が多い。<br />
名古屋市名東区にあった「ザ・マガジン」という漫画喫茶が「日本初の漫画喫茶」というのを売りにしていたらしい。<br />
ただ、あくまで自称なので決定力には欠けるんだけれど。</p>

<p>さて、用紙に住所などを記入して登録を終え、コースを選ぶ。<br />
時間制のコース、もしくは、あらかじめ決めておくとお得な料金設定の３時間コースなどたくさんある。<br />
スイーツセットというスイーツと3時間という合わせ技のコースにした。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="R0020632-1.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/R0020632-1.JPG" width="240" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>暗くてどこか不健康な雰囲気が漂う部屋に入っていく。<br />
自分の指定された番号の部屋に荷物を置くと飲み物を取りに行く。<br />
漫画喫茶では飲み物は基本的にフリードリンクである。<br />
カップ式の自販機のようなタイプの物が多い。<br />
カフェオレやマッキアートなど特別なコーヒーはスタッフが専用の機械で作ってくれるサービスを持つ店もある。</p>

<p>アイスコーヒーを入れ、部屋に置くと、早速、ワンピースを取りに行く。<br />
あいうえお順ではなく、出版社別になっている為、わからない。<br />
仕方なく、目で棚をずーっと追っていく。<br />
すると人気漫画のコーナーがあり、そこに置かれていた。</p>

<p>並んでいるワンピースを見て驚いた。<br />
なんと65巻まであるではないか。<br />
これはちょっとやそこらで読破できるものではない。<br />
とりあえずこの日は5巻まで拝読。<br />
いずれ漫画喫茶に泊まりがけでワンピースを読みに来たいと思っている。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0825.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0825.html</guid>
            <pubDate>Sat, 17 Mar 2012 10:21:07 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「企画が思い付いたら...」</title>
            <description><![CDATA[<p>豊橋の喫茶店に行くつもりだった。<br />
しかし、岡崎駅を超えたあたりから、旅企画が思い付いたところだった。<br />
ここで喫茶散歩を始めると浮かび始めた企画が消えてしまいそうで嫌だった。<br />
その程度で消える企画ならたいしたことはないんだろうけど、<br />
消えて欲しくないと思うのも正直な気持ち。<br />
出発時刻が掲載された掲示板を見て、すぐ出発しそうな飯田線に向かった。</p>

<p>窓際の席に座り、再び考えごとの続きを頭の中で始める。<br />
電車の窓の景色の流れるスピードと僕の頭の中の動きと相性がちょうどいい。<br />
早くもなく遅くもなく...。</p>

<p>豊川駅を過ぎたあたりで、考えごとが一段落し、<br />
「三河一宮」なる馴染みのない駅で降りる。<br />
そして、駅前の喫茶店「大きな銀杏の樹」に立ち寄る。<br />
１キロ程離れた場所に大銀杏の木があるから、そう呼ばれているのだろう。<br />
セルフサービスではないけれど前払い制という珍しいタイプの喫茶店。<br />
３００円のアメリカンコーヒーを頼む。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="R0020636.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/R0020636.JPG" width="320" height="240" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>店内は地元の老人達で混んでいる。<br />
壁には地元在住のアマチュア写真家の方が撮った写真が飾られ、<br />
どこかほのぼのとした空気が漂っている。<br />
地元の文化が集まる喫茶店は僕のような一見の客には入りづらい部分もあるが、<br />
この店はそれを感じさせない店舗の広さがある。<br />
奥の席に座り、写真を遠目で観察した後、この土地の由来について調べてみる。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0029-01.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0029-01.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>三河一宮にある砥鹿神社が、この地名の由来になっているようだ。<br />
話は８世紀までさかのぼる。<br />
当時、律令国家だった時代、各国の国府（今で言う県庁所在地のようなもの）の近くには国分寺が建設された。<br />
寺だけではなく、神社も一宮、二宮、三宮と格付けされていた。<br />
そして地名、格付け、神社の名前で呼ばれたのである。<br />
例えば武蔵一宮氷川神社といったように。<br />
一宮と格付けされた神社のあった場所は国分寺と同じように地名として残っている。<br />
つまり砥鹿神社は一宮だったのである。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0020-11.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0020-11.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>そう考えていくと神奈川県の二宮町や兵庫県神戸市の三宮も、<br />
モーニング発祥の地と言われる愛知県一宮市もその名残である。<br />
兵庫、岡山、香川、徳島と一宮という地名はかなりある。<br />
高知県高知市にも一宮はあるが、こちらは「いちのみや」ではなく、「いっく」と読ませる。<br />
こうしてみていくと全国一宮の旅に出掛けてみたくなる。<br />
もちろんそれだけでは旅企画としては面白くない。<br />
企画として成り立たせるには...こうしてまた帰りの電車の中で企画を考えるわけである。<br />
こうした企画は実現しないことの方が多い。<br />
それでも１００個くらい考えると１個くらいは実現したりするから、常に考え続けるのである。<br />
こうして考えている時間が一番楽しかったりする。<br />
実は旅行と同じなのかもしれない。<br />
</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0822.html</link>
            <guid>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0822.html</guid>
            <pubDate>Wed, 14 Mar 2012 13:20:18 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「朝がゆと独居老人」</title>
            <description><![CDATA[<p>パワーブレックファーストという言葉をご存知だろうか。<br />
知らない？<br />
別に知らなくても生活に支障があるわけでもないし、使っている人もほとんどいない。<br />
朝食を食べながら、ミーティングをすることをニューヨークではこう呼ぶらしいです。<br />
ね？知らなくてもいいでしょ？</p>

<p>岐阜の広告代理店の方から新しい企画の話で連絡があり、会うことになった。<br />
相談事という程のことでもなく、<br />
打ち合わせというにも、少々、大袈裟である。<br />
単なる雑談レベルに近い。<br />
ならば会社の会議室などではなく、プライベートも兼ねて、ゆっくり話せる方がいいのかもしれない。<br />
だからといって忘年会、新年会と続いていて肝臓は疲れ気味なので、できれば夜は避けたい。<br />
というわけでパワーブレックファーストという言葉が思い浮かんだ。<br />
東海ではパワーモーニングという言葉にした方がしっくりくるけど。</p>

<p>だったら早朝にモーニングでもしながらやりましょうか...と提案した。<br />
彼は午前8時30分から会議があるので、7時集合。<br />
店は僕が決めることになった。<br />
彼の広告代理店は岐阜駅前。<br />
自然と岐阜市内になる。<br />
ゆったり話ができるというと、それなりにスペースのある喫茶店がいい。<br />
喫茶王国に紹介したところで、いくつか候補が浮かぶ。</p>

<p>しかし、ふと行ったことがないところで行ってみたかった喫茶店が頭に浮かぶ。<br />
朝がゆを出すのだ。<br />
インターネットでもう一度、調べてみる。<br />
午前7時から営業しているし、<br />
店内の写真も掲載されていてスペースもゆったりしていそうだ。<br />
その場所をfacebook上に添付して彼へ送った。</p>

<p>6時50分に店に到着すると店は既に営業していた。<br />
先客が既に二名。<br />
どちらも高齢者の一人客。<br />
男性は新聞を読み、女性は窓から外を眺めていた。<br />
きっと独り暮らしなのだろう...と勝手に推測する。</p>

<p>独居老人にとっては喫茶店の存在はありがたい。<br />
喫茶店に行けば新聞も読めるし、片づけのことを考えないで朝食を食べることができる。<br />
しかし、ご飯になれた方にとって、毎朝、パン食では飽きがくるかもしれない。<br />
そういう意味では朝がゆがあるこの喫茶店はありがたい。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="R0020614.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/R0020614.JPG" width="320" height="240" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>知人の広告代理店の方が現れる。<br />
Ustreemの新番組を企画されていて、その可能性とキャスティングについての話だった。<br />
できる限り、小さな声で会話をしているつもりだが、<br />
盛り上がってくるとどうしても声が大きくなってしまう。<br />
その度に先客の方々の表情が気になって視線が向いてしまう。</p>

<p>目が合うと僕が「うるさくてすいません」的に軽く会釈をすると、<br />
「かまわないよ」といった感じで、嬉しそうにゆっくり首を振る。<br />
その時、ふっと思ったのである。<br />
彼らにとって、こういった人の気配があった方が嬉しいのかもしれないなぁと。<br />
だとすると僕らはいいことをしているのかもしれない...<br />
とこれまた都合のいいことを考えたりするわけである。<br />
というかその前に僕は彼らを勝手に独居老人にしているんですが、大家族の可能性だってあるんですよね。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0821.html</link>
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            <pubDate>Sat, 10 Mar 2012 11:27:53 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>「今さらですがモーニングの由来について（愛知県一宮市）」</title>
            <description><![CDATA[<p>　今さらですが、モーニングの由来をご存知でしょうか。<br />
決定的な証拠があるわけではないので、あくまで説として推測するしかない。</p>

<p>今のところモーニング発祥の地と言われている場所は愛知県一宮市と豊橋市、<br />
記録に残っている限りのモーニング発祥の地は広島市のタカノ橋商店街の「ルーエぶらじる」が挙げられる。<br />
喫茶王国では一応、愛知県一宮市ということで推測話を進めさせていただく。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0001-i.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0001-i.JPG" width="215" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>一宮というと繊維の街だった...「だった」と過去形にしたくないが、一時期の繁栄からするとそう言わざるを得ない。<br />
昭和30年代、日本の高度成長期、<br />
一宮では機織り機をガチャンと織る度に一万円が入ってくると言われ、人々は「ガチャマン景気」と呼んだ。</p>

<p>当然、取引先との商談も多くなる。<br />
ガチャン、ガチャンと機械の音がする中で落ち着かないので、<br />
「近くに喫茶店でもあるから、そこでやりましょうか？」<br />
などとなる。<br />
何度も通ううちに当然、店主もサービスをしてくれるようになる。<br />
「もらったピーナツあるけどいる？」<br />
小さな飲み屋に通った時のような感覚。<br />
これがモーニングへとつながっていくわけである。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DSC_0012-i.JPG" src="http://www.kissa-navi.net/nobunaga/img/DSC_0012-i.JPG" width="320" height="215" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>一宮市内を散策していると住宅街の中に小さな繊維工場を見つけ、<br />
やはり、その近くに喫茶店があるので、久しぶりにそんな妄想をしてみたわけ。<br />
駐車場が見える窓際の席に座る。<br />
僕が座ってからも、どんどん客が入ってくる。<br />
スーツ姿の方はおらず、たいていはお互いが顔見知りの典型的な地元密着型。<br />
地元密着型の喫茶店というと女性客が多いイメージがあるのだがこの男性客が多い。<br />
昔の繊維業の面影を見ているような気がした。</p>

<p>彼らの何気ない日常会話を聞きながら、モーニングが生まれた当時のことを更に妄想が膨らむ。<br />
「朝食出してくれへんかなぁ」<br />
「お前もかかあが作ってくれへんのけぇ」<br />
「そうなんやて...「お前も」ってことはお前んところもけぇ」<br />
当時は、家内制工業。<br />
旦那が商談をまとめ、奥様は朝から晩までせっせと織物に精を出す。</p>

<p>「昼飯？今、手が離せんのに...。<br />
朝作った味噌汁に、うどんでも突っ込んで食べといて」<br />
こうして味噌煮込みうどんができた...というのは全くの嘘というわけでもないらしい。<br />
今もそのスタイルを続ける味噌汁タイプの味噌煮込みうどん屋はある。</p>

<p>「あんたそんなに喫茶店に行くんやったら、朝ごはんも食べさせてもらってこやぁ」<br />
と追い出されてしまう。<br />
そして繊維業の店主たちは喫茶店に集って懇願する。<br />
「まぁ、トーストと昨日の残りのサラダくらいだったらつけられるけど...」<br />
と気のいいマスターが出してくれるようになった。<br />
なぁんてモーニングサービスをいただきながら一宮モーニング発祥の妄想は止まらないのである。</p>]]></description>
            <link>http://www.kissa-navi.net/nobunaga/0820.html</link>
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            <pubDate>Wed, 07 Mar 2012 14:25:57 +0900</pubDate>
        </item>
        
    </channel>
</rss>
