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今週の喫茶店
喫茶 サンパウロ
2010/02/07/00:00

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名古屋の要所、名古屋市中区丸の内。官公庁が集まるこの場所に『喫茶 サンパウロ』はある。
昭和34年7月15日、現オーナーのお母様が開業され、平成21年に節目の50周年を迎えた。
サンパウロと言えばブラジルであるが、何か繋がりがあるのですかと伺った。
開業した昭和37年頃、日本ではコーヒーといえばブラジル、ブラジルと言えばサンパウロという認識が世間で定着していた。
開業する際に名古屋地区のコーヒー豆の卸の老舗、ワダコーヒーの方からサンパウロはどうかという提案があったそうだ。
また、飲食店の名前で"ん(ン)"が入るのは縁起がいいというのもあり、『サンパウロ』という名前になったのだ。

50年目であった昨年は、お客様に記念ユリカ(名古屋市交通局発行のプリペイドカード)を配ったという。
昭和55年にお母様から引継ぎ、同年、木造だった建物を現在のようなビルに建て替えた。今でこそ2階での営業だが、4年前までは1階で営業していたという。

sanpa_011.jpgここのお店で注目すべきは、何と言っても『磁化水』である。
磁化水とは、水道管の周りに磁石を設置し、磁気で水中のカルキを分解するのだ。
こちらでは10年以上前からそれを導入している。
その水を使って作られたコーヒーや紅茶は、浄化された水や天然水とはまた違った味わいだ。

また、店内のカウンターの上には、黄金色に輝く機械が設置されている。
これは、サーバー3つまで同時に淹れることができる機械だ。
「おいしいコーヒーをおいしい状態で飲んでいただきたい」という思いから設置されたそうだ。確かにコーヒーをドリップしている間はその場から長時間離れることができない。もし少しでも離れることができたら、様々なことができるだろう。特に忙しいモーニングの時間帯であれば尚のこと。
もっとも今はランチはやっておらず、飲み物とトーストだけだ。しかし食後の1杯を求めて訪れる人も多いという。
ただ、先も述べたが、お店が2階にあるということで、「なかなか来てもらえんわな」と。言われた。
街中でも1本外れたところにあるお店こそ、隠れた逸品があるというもの。好奇心と共に訪れてみてはいかがだろうか。

取材:編集部N

sanpa_mini.jpg「喫茶 サンパウロ」
住所:愛知県名古屋市中区丸の内3-5-41 第二舟橋ビル2F
電話番号:052-971-5857
営業時間:07:30~16:00
定休日:土日祝日